北海道・知床の静かな世界
日本の最果て、手付かずの自然がたくさん残る知床半島。
真夏なのに曇りがちで少し寒く暗い感じなのだけど、その分過ごしやすく気持ちが落ち着く。
知床五湖を少し散策。
笹で覆われそうな遊歩道を熊に気をつけながら歩くと、湖が見えてくる。どこまでも静かな湖面に反射する山々が美しい。
最果ての町ウトロにて、オホーツク海を。
太平洋とも日本海とも違う、控えめで静かな北の海の夏。
カムイワッカ湯の滝。
知床半島の端へ、未舗装路を行って辿り着く秘境。そして、ここを登って行く。
水はお湯が混じって暖かく、岩に苔は生えておらず滑りにくいので、沢登り素人の自分でも登ってゆけた。
滝壺は流れる湯でそのまま露天風呂になるから、水着持参で少し浸かってみた。酸性が強く、お肌スベスベにはならなかったけれど。
ここは、こんなに人の手が入っていない自然が残っていて、それを楽しめる場所。
だんだんと気持ちまで自然に溶けこんで、ニュートラルになってゆくのが心地よかった。
人間も自然の一部で、他の植物や動物と同じなんだ。
Camera: Canon PowerShot G15 & Olympus Tough TG620