京都・両足院 半夏生が白くなる頃
夏至が過ぎ、次の季節は雑節のひとつ、半夏生(はんげしょう)。
ハンゲショウという草の葉が白くなる季節。
今年も白くなったというので、ハンゲショウの名所にお散歩してきました。
京都・建仁寺の塔頭、両足院。
この時期だけ特別公開されています。
禅寺らしく、白砂と苔の枯山水の庭もまた趣が違って、良い雰囲気。
庭園の若々しい緑の中の清らかな白色は美しくて、梅雨のうっとうしい時期に爽やかな気持ちになってゆきます。
建仁寺は祇園花見小路の突き当たりにあるので、行き帰りは祇園のお茶屋を眺めながら歩くと、風鈴が夏を呼んでいました。
季節がこの半夏生まで来ると、夏はもうそこまで。
Camera: CanonPowerShot G15